県内の去年1年間の自殺者数は259人で、前の年から5人増加しました。24日、県の自殺対策協議会が開かれ、対策などを協議しました。
自殺対策を話し合う県の協議会には、自殺対策支援の団体や医療関係者ら20人が出席しました。
県によりますと、県内の去年1年間の自殺者数は259人で前の年から5人増加し、20代と30代の死因で最も多くなっています。
教育現場からは、専門家や支援団体に子どものサポートを依頼したくても家庭の協力が得られず困難になっているケースがあること、県薬剤師会からは、医薬品を過剰に摂取するオーバードーズへの対策が急務になっていることなどが報告されました。
(県・自殺対策連絡協議会 中村雅之会長)「(自殺の)背景にあるものは何か分析を重ね、対策を立てていくことが大切だと感じている」
県は協議会での意見を踏まえ、今後も対策を進めるとしています。














