県内の去年の農業産出額は5600億円を超え、過去最高を更新しました。
8年連続で全国2位を守ったほか、お茶の「生葉」と「荒茶」の合計額では5年ぶりに全国トップとなりました。
国のまとめによりますと、去年の県内の農業産出額は5689億円で、前の年から4.6%増え、8年連続全国2位となりました。

品目別では、ブロイラーが1054億円と2年連続で1000億円を超え、豚が912億円で、ともに日本一でした。おととし北海道に抜かれた肉用牛は1192億円で去年も2位でした。

荒茶生産量日本一となったお茶では、「生葉」が157億円で6年連続1位。「荒茶」を合わせた合計額は241億円となり、静岡を抜いて2019年以来5年ぶりに首位になりました。県茶業会議所は「今後も全国、世界に愛される茶づくりを目指す」とコメントしています。

このほか、基腐病の減少でさつまいもの生産量が増加したことなどで、野菜やコメなどの「耕種」が前年比23%増の1983億円と大きく伸ばしています。














