松本空港の運用を巡り定期便の発着数の上限を1日20回に拡大することで地元と県などが合意したことが分かりました。

県と松本市は、空港周辺の4地区(今井・神林・笹賀・和田)と1989年に結んだ協定で定期便の発着数の上限を1日12回としてきました。
現在の発着数は4路線で12回と上限に達していて、大阪線が運行される夏の間は地元は暫定的に上限を超える発着を受け入れてきました。

県によりますと、コロナ禍以降の利用者の増加傾向を受け、去年3月から地元4地区と上限の拡大に向けた話し合いを重ね、きょうまでに全ての地区から合意が得られたということです。
県は今後、航空会社に発着数の拡大を周知し、増便を促していきたいとしています。














