【ドライバーは「ライト」と「夜の右側」を意識】
ドライバー側にも注意点があります。
ヘッドライトは、ロービームで照らせる距離が約40メートル、ハイビームでは約100メートルと大きな違いがあります。
対向車がいない場面では、ハイビームを適切に使うことで、歩行者を早く発見できます。
また、警察が特に注意を呼びかけているのが、右側から道路を横断する歩行者です。
県警によると、過去10年間に起きた夜間の高齢者死亡事故では、右から横断した歩行者の死亡事故が、左からの場合に比べて約3倍多いという結果が出ています。
暗い時間帯は、ドライバーから見て右側の歩行者が見えにくく、発見が遅れやすいといいます。
【特別警戒期間中、警察が呼びかけること】
年末の特別警戒期間中、警察はパトロールや取り締まりを強化しながら、次の点を呼びかけています。
▼歩行者は「自分が見えているか」を意識し、反射材等を活用する、
▼ドライバーは早めのライト点灯とハイビームの活用
人の動きが活発になる年末。歩行者とドライバー、それぞれの小さな意識が、年末年始の事故を防ぐ大きな力になります。














