鉄骨むき出しの「大阪ヘルスケアパビリオン」
全パビリオンの中で2番目の大きさを誇った大阪ヘルスケアパビリオン。
(大阪ヘルスケアパビリオン 福田篤弘さん)
Q.ここは水が張ってあった場所ですね。
「そうですね、木の板の上に水が張ってあった。ステージになっていた部分です」
(大石)
「あの華やかなステージが今は見る影もないですね。水があった場所には撤去された木材が山積みになっています」

鳥の巣をイメージした形が特徴だった大阪ヘルスケアパビリオン。400を超える大阪の企業が最先端の技術を展示し、前の大阪万博にも出てきた人間洗濯機の最新版も注目を集めました。いま、パビリオンの中は…。
(大石)
「鉄骨がむき出し。ここがエントランス。このらせん階段が1つのシンボルでしたよね。らせん階段も木で覆われていましたけれど、それがもうなくなっています」
DNAの二重らせんをモチーフにした柱がかろうじて残っていますが、あの賑わいの名残りは消えつつあります。

博覧会協会は来年4月までに解体を終え、土地を返還するよう各パビリオンに求めていて、2028年2月までに更地にし、大阪市に返還するということです。
(大阪ヘルスケアパビリオン 福田篤弘さん)
「皆さんに『良かったよ』と言ってもらえたのがすごくうれしかった。ようやく『お疲れさま』という感じで解体させていただいている。気持ち的にはうれしいような悲しいような」















