熊本県の八代市議会で、市議に対する辞職勧告決議案が可決されました。

辞職勧告を受けたのは八代市議会の成松由紀夫議員です。

成松議員は中学校の運動部の活動費にあてるため、少なくとも7年以上前から、市役所で職員に物品を販売し八代市政治倫理条例に違反すると認定されました。

この認定を受け、今日(23日)辞職勧告決議案が提出され賛成多数で可決されました。

辞職勧告に法的拘束力はなく、成松議員は「悪いことはしていないのでやめるつもりはない」としています。

また、今日の議会では3年前に完成した八代市庁舎の建設工事について、業者を選んだ経緯などに不備がないかを調べる特別委員会が設置されることも決まりました。