放置自転車が3割減少。ミナミでは夜の撤去が効果ありです。

 日本有数の繁華街・大阪のミナミで長年問題となっているのが、路上に放置された自転車。

 大阪市は地元の商店街などと協力し、見つけ次第即撤去する「リアルタイム撤去」や、ピークとなる夜の時間帯に毎日、撤去作業を実施してきました。

 その甲斐あってか、ミナミの放置自転車が去年に比べ約3割減少したと市と商店街などのワーキンググループが発表しました。

 ただ、撤去が行われるエリアの自転車は減ったものの、放置される場所が周辺に分散するという新たな課題も浮き彫りに。今後は夜に加えて昼間の撤去も強化して「歩く街・ミナミ」の定着を目指すということです。

 (街づくり委員会 栗原智一さん)「西も東も南も北も歩いて楽しい街なのかなと。できれば歩いて、もしくは電車やバスで来ていただいて、歩きやすいミナミを楽しんでいただきたいなと」