鹿児島県内ではSNS型の投資詐欺が相次いでいて、60代の男性が総額5310万円をだまし取られました。
被害にあったのは、県内に住む60代の男性です。県警によりますと、男性は今年8月、実在する実業家を使ったうその投資広告にアクセスしたところ、LINEグループに招待されました。

その後、男性は偽の投資サイトを紹介され、口座を開設。投資のため、指定された個人名や法人名の口座に9回にわたって現金を振り込み、総額5310万円をだまし取られたということです。

「利益を引き出すためには税金がかかる」と表示されたことから、男性が不審に思い、警察署に届け出て発覚しました。

県警によりますと、今年のSNS型の投資詐欺は11月末までに135件、被害額は9億8000万円を超えていて、いずれも前の年を上回っています。

県警は著名人の広告であっても、口の動きと音声が合わなかったり、日本語の表記が不自然だったりする場合には、詐欺を疑うよう呼びかけています。














