安曇野市の神社で、正月の縁起物・だるま作りが最盛期を迎えています。

フサフサのまゆげと丸いヒゲが特徴の江戸時代から伝わる「松本だるま」。
安曇野市豊科の玄蕃稲荷神社では、宮司の姉・山田より子さんが年末までにおよそ3000個を一人で手掛けています。

まゆげとひげに天然の接着剤・ニカワを塗り、黒く染めた木の繊維を貼ります。形を整えると、どこか親しみが湧く表情のだるまの完成です。
山田より子さん:「それぞれが『今年はいい1年だったね』と言える年になれば一番いい」

松本だるまは玄蕃稲荷神社のほか市内や木曽町の神社や寺でも販売されます。














