京都市西京区の桂離宮では、宮内庁や消防などが合同で消防訓練をおこないました。

 訓練は、桂離宮の敷地にある建物から火が出て、御殿に飛び火する危険性があるという想定で行われました。

 「火災が発生しております、消防隊の派遣をお願いします」

 宮内庁職員が避難誘導し、皇宮警察と消防が放水するなど、火災が起きたときに宮内庁、皇宮警察、消防がどう連携するかを確認しました。

 (京都市西京消防署・加藤勝也署長)
 「地域の象徴でもある桂離宮で訓練することによって、地域の皆さんにも警戒心、”火の用心”(の心構えを)をしっかり持っていただこうと」

 京都市消防によりますと、市内の火災発生件数は3年連続で増えているということで、消防は注意を呼びかけています。