鹿児島市が整備を目指すサッカースタジアムについてです。県立鴨池庭球場に整備する場合の移設費用について、下鶴市長は「県と協議していきたい」と述べ、慎重な姿勢を崩しませんでした。

鹿児島市がサッカースタジアムの整備を目指すなか、県と市は先月、鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテル跡地と県立鴨池庭球場の2か所を有力な候補地として選定しました。

このうち市が提案した庭球場の場合、すでにあるコートを市の「文化公園」敷地内に移設する必要があり、県は移設費用について、「鹿児島市に負担してもらいたい」という認識を示しています。

移設費用の負担についてきょう23日の定例会見で下鶴市長は・・・。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)「議会で示したとおり県と協議をしたい」

このように述べるにとどめ、慎重な姿勢を崩しませんでした。

市議会では先週、候補地2か所の調査費用1620万円が可決され、今後、必要な土地の広さやおおよその工事費の算出などが行われます。