「年取り魚」として、宮城県内では年末に煮つけにして食べられているナメタガレイの入荷が最盛期を迎えています。

仙台市中央卸売市場では23日朝、北海道日高沖などでとれたナメタガレイおよそ10トンが競りにかけられました。ナメタガレイは、宮城県内では年末に縁起物として煮つけにして食べられています。今シーズンは、しけや12月8日の青森県東方沖地震で物流が一時停止した影響で、入荷量は例年並みか少なくなる見込みです。卸値は1キロあたり2000円台から1500円台で、例年よりも若干安くなっているということです。23日は市場関係者にナメタガレイの煮つけが振舞われました。


市場関係者:
「柔らかくておいしい。このカレイ食べる時は年末なので、年末をより感じる」

北海道漁連仙台営業所・安封良平所長:
「寒くなればなるほどおいしくなる冬の魚なので、皆さんに楽しんでもらえれば」
ナメタガレイは12月26日から30日にかけて、年間で最も多く県内のスーパーなどに出回るということです。














