教え子に性的暴行を加えたとして懲役6年の判決を受けたバトントワリングの元指導者の男の弁護人が、判決を不服として控訴しました。

 判決によりますと、バトントワリングの元指導者・小城桂馬被告(41)は、おととし、自宅で高校生だった教え子の男性に3度にわたって性的暴行を加えました。

 京都地裁は12月15日、「指導者として信頼する被告から受けた被害で、精神的苦痛は大きい」として、小城被告に懲役6年を言い渡しました。

 小城被告の弁護人は12月19日、判決を不服として控訴したということです。

 控訴を受けて、被害男性の父親はMBSの取材に「被告は事件と向き合っていない。控訴は反省していないことの表れで、二次被害は終わらない」とコメントしています。