でもアメリカの事業が全く無駄だったわけではありませんでした。

日本国内ではわずかな試験的な使用しかありませんでしたが、アメリカでは実際に販売され、現場で装着されていました。

このため日本では得難い、ユーザーから見た課題を多く集めることができたのです。



それは、PLBの装着は工程が多く「めんどくさい」と声が上がっていたこと。
さらにボルトにある小さい方のネジ山が手荒い作業だと欠けることがあったのです。