先月、豪雨被害を受けたスリランカに国際緊急援助隊として鹿児島市の病院から派遣された看護師が帰国し、当時の状況を語りました。

鹿児島市の米盛病院の救命病棟で看護師長を務める山之内千絵さんです。JICAが派遣した医療チームの一員として今月3日から16日までスリランカ西部のチラウ市で活動しました。

熱帯低気圧=サイクロンが直撃しスリランカでは各地で洪水や土砂災害が相次ぎました。チラウ市では総合病院が浸水ししたということで、チームは復旧までの間、テントの中で1日に100件以上を診療したということです。
(米盛病院救命病棟 山之内千絵看護師長)「洪水の中、皆さんはだしとかビーチサンダルに近いような服装で歩いていたということで、足のケガとかがかなり多くて、足のケアや感染症を予防するためにどうするか話をして、安心して帰ってもらうことも、一部機能としてあったのかなと」
米盛病院では災害や感染症などの医療支援でこの10年間にトルコやサモアなどに派遣していて、今回のスリランカで6か国目です。














