■最初に使用したプロ野球選手 今年大復活を遂げた藤井皓哉投手は


プロで初めて足袋型スパイクを着用した、福岡ソフトバンクホークスの藤井皓哉投手(岡山・笠岡市出身)も太鼓判を押します。


(福岡ソフトバンクホークス 藤井皓哉投手)
「素足で立つみたいな感じですね。従来のスパイクだとグラグラしていたんですけど。この靴を履くようになってから立てるので。『地面を掴めている』感じもあるので、すごく『立ち感』はいいですね」



■「プロ野球中継で、スパイクが使われているのを見るとうれしい」

アスリートを支える岡山の老舗メーカー。岡山県の内外からも、問合せが増えているといいます。スパイクを手がける職人も、自社ブランドの広がりに自信をのぞかせます。


(岡本製甲 岩部貴大さん)
「自分が作った靴をテレビとかで履いてもらっているのを見ると。うれしいし、やりがいを感じますね」


(岡本製甲 守安弘樹さん)
「一流の、トップレベルの選手の方に評価されるのが自信になるかな。まずは認知していただく。その段階にあると思うので、そこに向け、ちょっとずつ頑張っていけたらなと思います」


岡本製甲の足袋型スパイク「VALTAN」は、現在受注生産のみの販売ですが、来年(2023年)からは一般販売も予定しているということです。