鹿児島市で21日、県内に住む外国人を対象に、正月料理をテーマにした料理教室が開かれました。

料理教室は、県内に住む外国人に日本の正月料理の魅力や文化を伝えるようと、鹿児島市が開きました。

中国やオーストラリアなど7か国のあわせて11人が参加し、お雑煮や紅白なます、栗きんとんなど5品を講師と一緒に作りました。参加者は大根のかつらむきや、こんにゃくの飾り包丁に挑戦していました。

特に参加者の興味を引いたのは、高野豆腐です。ほとんどの参加者が初めて見たということで、その感触に驚く場面も…。

料理を作り終えた参加者は、講師から正月料理一品一品に込められた意味などを教わりながら、自分たちが作った料理を味わっていました。
(ベトナム出身の参加者)「とても楽しかった。(料理に)思いが込められていて、日本の文化は深いなと思いながら(作った)」
(料理講師・宮元篤司さん)「もっと和食に限らず、和のものが世界に、また日本の人たちにも伝わっていけばいいと思う」
鹿児島市国際交流センターは、今後も外国人を対象にした料理教室を続けていくとしています。














