「閉業させてはいけない」

不動産業に携わる中で地域の課題を目の当たりにしてきた山浦さん。

2年前に民泊事業へ参入。空き家などを宿泊施設に活用することで観光客を呼び込み、地域活性化を目指す試みを続けてきました。

そうした無人運営の経験を活かし、今年6月、杖立温泉の旅館存続に向けて動き出したのです。 

みらいコンシェルジュ 山浦章太さん「すごく素敵な旅館だなと思って、『閉業させてはいけないんじゃないか』みたいな、使命感みたいなものもあってですね。源泉かけ流しの温泉が男女分かれてそれぞれついているっていうのも面白いなと思ったのと、大人数で泊まれるっていうところの部分に関しては、今、結構いわゆる『ワーケーション(仕事×休暇)』というところの需要が企業様であったりしますけれど、そういったニーズに応えられるんじゃないかなと思ってですね」