後継者なく事業承継、そして再生へ

部屋は6つあり、最大20人まで宿泊可能です。

2つある大浴場は、源泉かけ流しの温泉です。また、キッチンもあるので、食材を持ち込み自分たちで料理を楽しむこともできます。

この旅館を手がけたのは、熊本市で不動産業を営む山浦章太さん。後継者がいなかったこの旅館の事業を承継し、再生に取り組んでいます。

無人旅館にした理由とは。

みらいコンシェルジュ 山浦章太さん「前オーナー様が運営をされる中で、課題と感じられていた『後継者不足・人手不足』というところが、これからも続いていくというところで、この旅館を活かすということを最優先で考えたときには、無人の旅館にして運営を行っていくということが、これからの熊本だったり日本だったりでは必要になってくるんじゃないかなと思って、そのひとつのモデルケースを作りたいなという思いもありました」