中国政府が、新型コロナの対策の緩和を続ける中、水際対策もさらに緩和されるという観測がでています。

福建省ショウ州市の共産党機関紙は14日、漳州市が外国の船舶や船員に接触した地元の漁師が港に戻った際の水際対策を緩和すると伝えました。

今月19日から、ホテルなどの施設に入る集中隔離が2日間、その後の自宅での隔離が3日間と、合計の隔離期間がこれまでより短くなり、さらに来年1月9日からは集中隔離をなくし、3日間の自宅隔離だけにするということです。ただし、初日と3日目にPCR検査を行い、外出はできないとしています。

この措置は「海外からの入国者に準じて行う」としていることから、中国への一般の入国者についても同じルールが適用される可能性があり、水際対策が緩和されるという観測が出ています。