22日の冬至の日を前に、兵庫県香美町の温泉施設では「ゆず湯」が始まりました。

 ごろごろと浴槽に入れられていく大量のゆず。兵庫県香美町の温泉施設「かすみ矢田川温泉」では、22日の冬至を前に、「ゆず湯」が始まっています。

 昔から冬至に入ると「風邪をひかない」と言われている「ゆず湯」。近年、シカの食害などでゆずの調達が困難であったため、6年ぶりの開催となりました。

 今年は香美町の内外に住む約30人から譲り受けた計約2000個のゆずが湯船に浮かべられるということで、訪れた客は爽やかな香りに包まれながら温泉を満喫していました。

 「ごくらくごくらく」
 「香りが良くて、具合ええです」

 「かすみ矢田川温泉」の「ゆず湯」は21日まで行われます。