姶良市であす20日から、恐竜の骨格標本などを集めた恐竜博物展が始まります。会場はちょっと意外な場所です。

(記者)「高さおよそ2.5m、全長およそ6.5mの実物大のティラノサウルスの仲間の骨格標本です。展示されているのは、姶良市役所の一角です」

20日から始まる「ワクワクあいら恐竜博物展」。
去年完成した市役所本庁舎に市民にもっと訪れてもらおうと初めて企画されました。

恐竜のレプリカの標本や、モロッコで発掘されたアンモナイトの化石など、およそ20点が展示されています。

また、発掘現場を再現したコーナーもあり、市役所の中とは思えない空間となっています。国内で珍しい「恐竜学科」があり、姶良市と連携協定を結んでいる岡山理科大学の協力で実現しました。

(岡山理科大学恐竜学博物館 市川美和 学芸員)「普通の博物館の展示よりも、かなり標本との距離が近い。じっくり恐竜の骨格を見てもらえる」

「ワクワクあいら恐竜博物展」は20日から今月27日まで、姶良市役所本庁舎1階の「あいらスクエア」で開催されます。入場料は無料です。