その後、センサーカメラに親子と思われるクマ3頭が写っていて、クマの通り道と思われる場所に檻を移動するなどしたところ、18日の夜、親子と見られるツキノワグマ3頭、メスの成獣1頭と、オスとメスの幼獣2頭が捕まったということです。

3頭のクマはそれぞれ、18日午後8時過ぎ、9時半ごろ、10時半ごろに、並んで設置していた別々の檻で捕まりました。

捕まったクマのうち、メスの成獣の体長が1メートル程度であったことから、4日に男性を襲ったクマである可能性が高く、今後、周辺人家、住民に危険を及ぼす可能性があることから、19日、全頭殺処分したと発表しました。

益田市では、同じ波田町地内の少し離れたところでもクマの目撃情報があったということで、引き続き、センサーカメラや捕獲檻を設置するとともに、周辺住民に注意を呼び掛けています。