鹿児島県霧島市の小学校のプールで、子どもたちがニジマス釣りを楽しみました。

霧島市の万膳小学校のプールで開かれたニジマス釣り大会。地域を盛り上げ、食育の場にもしようと、PTAが50年以上前から毎年続けています。

先月、およそ2000匹の稚魚をプールに入れ、子どもたちが育ててきたもので、一時、酸欠で死んでしまうトラブルもありましたが、新たに魚を入れてイベントに間に合わせました。

この日は、全校児童6人が竹ざおを使って、体長20センチほどに育ったニジマスを釣り上げていました。

そして、自分たちでさばいて、塩焼きにしました。

(参加した児童)「しょっぱいけどおいしいです」

プールでのニジマス釣りは今月30日に一般にも開放されますが、PTAの会員の減少などで今回が最後になるということです。

(万膳小学校PTA 岩下聖子会長)「50数年間の感謝も込めて、盛大に行いたい」

(万膳小学校 有園正直校長)「子どもたちがいる間は少数でも飼育して、育てて釣ってさばいて食べるを今後も続けていきたい」