好記録にも満足せず 狙うは県勢初の優勝

11月、横浜市で行われた日体大記録会の5000メートル。増子選手は、大学や実業団の外国人ランナーに混じって出場し高校歴代3位となる13分27秒26をマーク。さらに、同じ組で出場した栗村選手も13分34秒38という超高校級の記録で走り抜けました。しかし、駅伝日本一を目指すチームのWエースは、この好記録にも満足しませんでした。

日体大記録会・11月16日(学法石川陸上部保護者提供)

増子選手「最低ラインの記録ではあると思うんですが、あれ以上の実力は自分の中で持っていると思うので、しっかりその実力を発揮できるように都大路の舞台では積極的に走っていきたい」

栗村選手「去年と比べたら今年の結果はいいのかもしれないが、自分はまだ上を目指したいので、都大路では区間賞や区間新というもっと高い目標を持ってやっていきたい」

都大路に向けて、2人の状態は万全。学法石川のこれまでの最高成績は2018年の3位。目指すのは、男子では県勢で初めてとなる優勝です。

増子選手「自分のいまの調子は高校生活3年間の中で一番調子が上がってきて、自分の思うような走りもできるようになってきたので、2週間後の都大路もいい記録が出せると思う。区間新を目標に、チーム全体で優勝を目指して頑張っていきたい」