石川県議会議員の定数と区割りの見直しをめぐる問題で、各会派は1票の格差を是正するため、能登地域の選挙区を合区とする案を17日とりまとめ、19日から、関係する自治体のトップから意見聴取を始めました。

石川県議会各会派によるこれまでの議論では、能登地域の8つの選挙区を4つに統合し1人区を解消した上で、かほく市河北郡選挙区の定数を1増やす案について同意しました。

19日は、自民党と第2会派・未来石川の代表がこの見直し案について、能登町の吉田義法町長と市濱等議長に説明した上で意見を求めました。

吉田義法能登町長

吉田義法能登町長「負担がかかるが、一人区の弊害という説明を聞き、理解した」

自民党・福村章県議会議員

自民党・福村章県議会議員「能登を減らさないという一点で、今回は致し方ない」

自治体トップへの意見聴取は12月23日と24日にも行われ、集約した意見をもとに2026年1月半ばに再度、県議会内で検討懇談会を開くということです。