政府が物価高対策として推奨する「おこめ券」について、富山県の高岡市は、配布を見送り、プレミアム商品券を発行する方針です。

高岡市は、国の物価高騰対策の重点支援地方交付金を活用し、市民向けにプレミアム率20%の電子商品券を新たに発行する方針を明らかにしました。

おこめ券ではなくプレミアム商品券を発行する理由については「コメ以外も買うことができるため」などとしています。

市は、重点支援地方交付金の配分額を12億円から13億円と見込んでいて、このうち今回は6億1700万円あまりを予算化します。

電子商品券事業にあわせて、新たにキャッシュレス決済機器を導入する事業者に対し、費用の一部を補助するほか、水道基本料金2か月分の無償化などを盛り込んでいます。

追加の補正予算の規模は、一般会計で13億4400万円あまりで、12月23日の閉会日に提案するということです。














