「餃子の王将」の運営会社の社長が射殺された事件は、12月19日で発生から12年となり、現場となった本社の前で遺族らが手を合わせました。

 12年前の12月19日、京都市山科区にある王将フードサービスの本社の前で当時社長だった大東隆行さん(当時72)が銃撃され死亡しました。

 19日朝、本社の前では遺族らが献花し、手を合わせました。

 (大東さんの次女 真弓さん)「裁判が始まって、ちょっと複雑な気持ちかな。辛い思いと悲しい思いと」

 事件を巡っては、特定危険指定暴力団・工藤会系幹部の田中幸雄被告(59)が殺人罪などで起訴されましたが、11月に開かれた初公判で無罪を主張しました。

 次回の公判は来年1月9日に行われます。