AIで工場の脱炭素を進めるための実地調査が、愛媛県四国中央市の紙加工会社で行われました。

愛媛県は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。
このため、先端技術を持つ企業と県内企業を引き合わせ、対策を支援しています。

この日は、脱炭素の支援を行う都内のベンチャー企業「グリーンエーアイ」の担当者らが四国中央市の紙加工会社「江南ラミネート」を訪れ、電力データを計測しました。

今後、AIを使って建物の断熱や操業見直しで、電力消費をどれくらい削減できるか分析し、具体的な改善策を提案することにしています。

(「江南ラミネート」石川克晴社長)
「データをもとに色々提案して頂いているので、すごく手応えを感じております」

(「グリーンエーアイ」鈴木慎太郎社長)
「データベースを更に強化して世界に通用するようなプロダクトにしていきたいと思っております」

愛媛県はAIなども積極的に活用し、県内企業の脱炭素化を後押しする方針です。