愛媛県は15日、今後さらに感染が拡大し医療全体がひっ迫するおそれがあるとして「医療ひっ迫警戒宣言」を発表し、適正な受診への協力を呼びかけています。

中村時広知事
「今回の宣言は小さなお子さんや重症化リスクの高い高齢者など、早期に受診を必要とされる方への医療アクセスを最優先するため発出するものでございます」

県民への呼びかけとして▼65歳以下で症状が軽い人などは、休日や夜間ではなく平日や日中に受診すること▼自主検査で感染が確認された重症化リスクの低い人などは、オンラインで県の陽性者登録センターに申請することなどを挙げています。

また県は、無料検査の期間を来年1月末まで延長し、12月24日から1月12日までの年末年始期間は、対象者を県外からの帰省客にも広げることにしていて、積極的な活用を呼び掛けています。