鹿児島市のドルフィンポート跡地で計画されている県の新たな総合体育館=スポーツ・コンベンションセンターの設計事業者について、県はきょう18日、一次審査を通過した5つの企業体を公表しました。

鹿児島港本港区のドルフィンポート跡地に整備を計画する新たな総合体育館について、県は、設計事業者を提案内容で審査する公募型プロポーザル方式で選ぶことにしています。

参加表明書を提出した9者を審査するおととい16日の審査会では、一次審査の通過候補者として5者が県に推薦されていました。

18日公表された5者は全て、複数の企業が共同で事業を行う共同事業体=JVで、うち4者は県内の企業が含まれているJVです。

▼梓設計・SUEP・東条設計共同企業体、
▼オンデザイン・工藤浩平建築設計事務所設計共同企業体、
▼佐藤総合計画・三反田設計共同企業体、
▼日建・下舞設計共同企業体、
▼坂茂建築設計・松田平田設計・永園設計共同企業体審査会によると、桜島の景観との調和、天文館エリアのにぎわい創出などが評価されたということです。

一次審査を通過した5者による公開プレゼンテーションは、来年2月14日の午後1時から、鹿児島市与次郎のマリンパレスかごしまで行われることになりました。県は18日から傍聴者の募集を始めたということです。

公開プレゼンテーションを経て最優秀提案者が選ばれ、今年度末に県が設計業者と契約を結ぶ予定です。