12月13日に本番を迎えた宮崎県木城町の中之又神楽。
MRTテレビ「Check!」では12月10日の放送で、今年、舞手に新たに加わった中国人の女性を紹介しましたが、中之又神楽ではかつての山村留学生たちも担い手として存続を支えています。
伝統を受け継ぐ若者たちの姿を追いました。
離任後も、毎年、家族で大祭に参加する小学校教諭


人口わずか30人ほどの木城町中之又。
12月13日、集落にとって1年で最も大切な日を迎えました。
(記者)「これは何の作業になるんですか?」
(集落の人)「締め縄」

500年以上受け継がれてきた中之又神楽が奉納される例大祭の日です。
舞台となる御神屋準備の傍ら、熱心に練習に励む親子がいました。
父、崎田茂樹さん(58歳)、そして、娘の栞さん(30歳)と弟の秀磨さん(26歳)です。

今から27年前、小学校教諭の茂樹さんが中之又小学校に赴任したことをきっかけに一家で集落に移住。
そこで神楽と出会い、中之又を離れた後も、毎年、家族で大祭に参加しています。
(崎田茂樹さん)
「(中之又は)第二の故郷というか。500年続く舞をできるだけ崩さないように、しっかり先輩たちから引き継いで、次の代にまた繋いでいくというのがとても大切かと思います」
















