先週の台風6号で、防災気象情報として新たに設けられた「レベル4土砂災害危険警報」は、全体の7割近くが、一段階下の「レベル3土砂災害警報」を経ずに発表されていたことがわかりました。

JNNの集計によりますと、「レベル4土砂災害危険警報」は、台風6号で今月2日と3日、四国から関東までのあわせて40の市区町村に発表されました。

うち67.5%にあたる27の自治体では、「レベル3土砂災害警報」が発表されず、「レベル2土砂災害注意報」から「レベル4土砂災害危険警報」に切り替わっていたことがわかりました。

「レベル3警報」は、市町村がレベル3の「高齢者等避難」を発表する際の目安となるため、「レベル3警報」が出ないまま「レベル4危険警報」が発表されると、市町村も「高齢者等避難」を出さずにレベル4の「避難指示」を発表することが考えられます。

自力でのスムーズな避難が難しい人たちにとって、避難にかけられる時間が十分に確保できなかった可能性があり、気象庁は、自治体などの関係機関から当時の対応について情報を集める方針です。