年間100万円以上膨らむ運営コスト

奥田中学校の卒業生でチームを率いる小田拓希監督は「地域展開において、活動を継続するための費用確保が最大の課題」と話します。
地域展開によって必要な費用は、
▼学校施設以外の練習会場(体育館等)使用料
▼大型楽器の運送料人件費
▼専門指導者への謝礼
▼指導に係る交通費維持管理
▼楽器の修理・メンテナンス
▼保管場所の確保制作費
▼全国レベルのショーに必要な衣装・小道具・楽譜の購入費
これまで「学校教育」の枠組みで守られていたコストが、今後はチームと保護者の負担へと変わります。
チームでは、保護者による衣装の手作りや壮行会などで募金活動などコストを抑え、運営費をまかなおうと必死の努力を続けています。
スポーツ庁が財源確保の一案として推奨する「クラウドファンディング」にも挑戦していますが、期限が迫る中で達成率は目標の25%(15日時点)と、民間の力だけで運営費を支え続けることの難しさが露呈しています。

小田拓希監督
「地域展開は、奥田中学校ではなくても、マーチングバンドに気軽に挑戦できる機会を持てるのは良いことだと思う。中学校の部活動はいろんな人がサポートしてくれたから頑張れる子がいる。子どもたちが“やりたいのにやれない”のはかわいそう。大人の事情で活動の場をなくしたくない。奥田中のマーチングバンドは伝統ある地域の宝。これからも練習環境や道具など必要なものは確保していく」














