専門家は一定の理解は示した上で...

法政大学大学院 白鳥浩教授
「あまりに強すぎる首長、市長の権限というものに対して見直しを行うべきだという議論は納得できる、一理ある」

白鳥教授は一定の理解を示したうえで議論の必要性を示しました。

<白鳥教授>
「首長の権限というものは何でも使っていいというわけではなく、むしろその首長の権限というものに制限を加えていこうという中で、今後、地方自治法の改正を視野に入れながら国民的な議論を行っていく必要があるだろうと思います」

今回の意見書提出は、首長の解散権のあり方に一石を投じる形になりました。

首長と議会は、どちらも市民から選ばれた存在であり、両輪となって地方政治を前に進めるためにも、今後も議論が必要と言えそうです。