物価の高騰が続くなか、困窮する家庭を支援するこども食堂で役立ててもらおうと宮城大学の学生らが、学内の農場で栽培した新米を贈りました。

15日は、宮城大学食産業学群の教授と学生らが、仙台市内のこども食堂を支援する仙台市ボランティアセンターを訪れ、新米の「ひとめぼれ」を手渡しました。

贈られたのは、学生たちが実習の一環として仙台市太白区の坪沼農場で生産した新米100㎏と学生サークル「FARMACT(ふぁーむ・あくと)」が旗立農場で生産した新米20㎏の合わせて120キロです。

新米はボランティアセンターを通じて、こども食堂に贈られるということで、宮城大学は、物価高騰の対策と子どもたちの食育を兼ねて寄付を決めました。

宮城大学2年生・村山円香さん:
「新米おいしいと思うので、たくさん食べて味わってもらいたい」

新米のパッケージデザインは、宮城大学の学生が手がけていて、今後も寄付を続けるということです。














