愛媛県今治市を本拠地とするサッカーJ2のFC今治は16日、来年の夏季トレーニングキャンプを北海道室蘭市で実施すると発表しました。
FC今治は、昨シーズンJ3からJ2に昇格し、今シーズンはJ2で11位の成績を収めました。運営会社の代表は、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏が務めています。
キャンプは7月中旬に、日鋼室蘭スポーツパーク(入江運動公園陸上競技場)で行われる予定です。
Jリーグは、来年から開幕時期が2月から8月に変更され、道内では東川町でセレッソ大阪、網走市で柏レイソル、苫小牧市で名古屋グランパスがキャンプを実施することが決まっています。
◆青山剛 室蘭市長
FC今治のキャンプ地決定、心より歓迎いたします。2026/27シーズン開幕前の大事なキャンプを、北海道室蘭市の日鋼室蘭スポーツパークで受け入れることができ、大変喜ばしく思っております。地球温暖化の影響で昔に比べて室蘭も夏場に30度を超える日が何日かありますが、それでも本年7月の日平均気温は23.2度、日最高気温平均でも26.9度であり、キャンプに適した地であると考えています。このたびの受け入れに際しては、小山前GMが学生時代を過ごされた室蘭で「ぜひキャンプを行いたい」との想いから実現したものであり、本市にとりまして大変かけがえのないご縁であると言えます。2026/27シーズンに向け冷涼な室蘭で調整いただき、力を蓄え、J1昇格を勝ち取ることができるよう、市民一丸となって応援してまいります。
◆FC今治の運営会社「今治.夢スポーツ」矢野将文 社長
この度、2026/27シーズン開幕前のトレーニングキャンプを、北海道室蘭市で実施することを決定いたしました。室蘭市は、気候面・環境面ともに、選手がシーズンへ向けて集中して準備を進めるための優れた条件が揃っており、キャンプ地として大きな可能性を感じています。また、日鋼室蘭スポーツパーク様をはじめ、市として温かく受け入れていただいたことに深く感謝しておりましてます。今回の決定にあたり、青山市長をはじめ、室蘭市の皆さま、関係各所の皆さまに多大なるご尽力をいただきました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。シーズン移行後8月の開幕に向け、良い準備ができるようクラブ一丸となって取り組んでまいります。室蘭の皆さまにお会いできることを、選手・スタッフ一同楽しみにしております。














