東京・上野東照宮にて、年末の風物詩「黒豆奉納式」が行われ、俳優の松平健さんが登壇しました。
奉納式は、篠山藩(現在:兵庫県丹波篠山市)が江戸幕府に、丹波黒豆を献上したという史実を再現。一昨年、約160年ぶりに復活させたイベントです。会場である、徳川家ゆかりの上野東照宮には、ドラマ「暴れん坊将軍」で松平さんが演じた徳川吉宗も祀られています。
無事に奉納を終えた松平さんは、“「マツケンサンバ」が多くの若い人たちに広まって、大変忙しい1年でした。忙しい割に健康でいられた”と、2025年を回想。
「今年の漢字一文字」を聞かれると、色紙を掲げて「輝」と発表し、“多くの方に光を運べたかな。明るい笑顔をたくさんいただけました”と、意味を説明しました。
奉納式後の囲み取材では、両手に黒豆を持ったままという斬新な取材スタイルを「大変じゃないですか?」と記者から心配されるも、“いやいや”と、笑顔。“こうしてまた呼んでいただけるのも、吉宗公のおかげ。ずっと暴れん坊をやらせていただいて、感謝しております”と、今年も吉宗公に挨拶できたことの感謝を微笑みながら語りました。
今回の奉納式では、自ら「黒豆の鞘とり」も行った松平さん。“難しくはなかった。枝豆はいつも慣れているので。若い方は枝豆から黒豆がとれるというのを知らない方がいるという話を聞いたので...”と、黒豆を食育の観点からも語り「黒豆親善大使」としての顔も見せました。
「今年1番輝いた瞬間」を聞かれると、“やはりステージの上ですね。(大阪・関西万博などの)大イベントにも呼んでいただいて”と、しみじみ。続いて様々な地域、ステージでマツケンサンバを披露した中で、印象に残っている場所を聞かれると、“新潟ですかね。雪の時もありましたし”と答えつつ、“全国あちこち行かせていただいて、本当にお客さんの層がお子さんからご年配の方まで幅広い。その辺が以前とは違う。みなさんに喜んでいただいて笑顔になる楽曲なので、ずっとやっていければ”と、今後のステージに意欲を燃やしていました。
最後には、1分間の制限時間内で、黒豆を箸でつまんでお椀に運ぶ「黒豆つかみゲーム」に挑戦。今年の結果は24粒で、好記録ながら去年の31粒という記録は更新ならず。この日は朝から冷え込んでいた中での挑戦ということで、松平さんは、“手がかじかんで、今日は中々つかめなかった”と、悔しそうにしていました。
【担当:芸能情報ステーション】














