「複雑な人間模様が…」 原作・早見さんと“ぶっちゃけ”トークも
放送が始まった後にも、原作者の早見さんとは「何回か話す機会があった」と言う。
ドラマでも描かれているさまざまな“人間模様”については、「正直、もっと深いものが渦巻いている世界だということは、早見さんとも話します。海外に目を向けると、ジョッキーも年間契約で騎乗依頼をしたり、日本のように複雑に人が絡むことはないのですが…」と、海外との環境の違いも、引き合いに挙げる。
「日本の競馬は、前のレースでは同じチームだったとしても、次のレースでは敵になってしまうというジョッキーもいて、いろいろなものが複雑に絡み合っている中で勝負をしなければいけません。ドラマの中にもあった、馬が転厩(競走馬が所属していた厩舎から別の厩舎へ移動すること)する話もそうです」
もちろん、ネガティブな側面だけではないとも付け加える。
「一度離れた関係が、ひょんなことでまた一緒に戦うメンバーになって、その馬が予想に反して走って勝ったりすると、“よりを戻して”また一緒にやっていくというパターンもあります。最終的には、良い成績が出れば関係も良くなっていくという、実はすごく単純な法則にのっとって成り立っているんだと思います」














