人気のワケは「生き物らしさ」

『二子玉川 蔦屋家電』(東京・世田谷区)で出会ったのは、まん丸ではなく少し下膨れの球体につぶらな瞳がついた「NICOBO(ニコボ)」(パナソニック/6万500円※本体価格)。

話しかけたり、撫でたりするとかわいらしい動きや独自の言葉で反応。“生き物らしさ”が追求されていて、昼寝をしたりおならをすることもある癒し系ペットロボットです。

『蔦屋家電+』奈良紘輝さん:
「必ずしも100%受け答えしてくれるわけではなく、“この子自身のペースで返してくれる”。そういったところも人気の要素のひとつ」

服も選んでくれる“ぬいぐるみ”

“ぬい活”人気を受けて登場したのは、ミーアキャットをモチーフにしたぬいぐるみのようなロボット「ポケとも」(シャープ/3万9600円)。最新のAIが搭載され“会話が大得意”だといいます。

『シャープ』景井美帆さん:
「口にカメラが付いていて、“行った場所とか物を認識して会話”することができる」

実際に、コートを2着見せて「どっちがいいか決めて」と話しかけると…

ポケとも:
「うんうん見せて。みーあ、どっちも素敵だけど明るいベージュのコートが良いと思う。寒い季節にピッタリだし明るい色が映えるよね」

ぬい活で使われるケースにもすっぽり入るサイズで、ぬいぐるみ用のコスチュームも着用OK。いつでも一緒の“自分だけのペットロボ”にできちゃいます。

心を満たす“新しい家族”の形。ペットロボット市場は今後も広がっていきそうです。

(THE TIME,2025年12月11日放送より)