■カーリング ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選 プレーオフ 日本 4ー9 中国(日本時間12日、カナダ)

勝ったチームが五輪への切符を獲得する大一番。2大会ぶりの五輪出場を目指す日本(世界ランク10位)は中国(同9位)と対戦し、4ー9で敗れ、五輪出場枠を獲得することはできなかった。

第1エンド、後攻の中国に2点を先制された日本は第2エンドをブランクエンド(無得点)とし、第3エンドで1点をもぎ取った。第5エンドで中国に2点を許し、1-4で前半を折り返した。

細かいミスが目立ち始めた日本だったが、第6エンドでフォースの栁澤李空(24)が2点を奪い3-4で1点差に迫った。第7エンド、日本は不利な先行も積極的な攻めの姿勢で中国を1点に抑えた。第8エンドで1点を追加した日本だったが第9エンドで大量4得点でコンシード。2大会ぶりの五輪出場はかなわなかった。

中国 2 0 0 0 2 0 1 0 4 × 計9
日本 0 0 1 0 0 2 0 1 0 × 計4

五輪出場に出場できるのは10チーム。すでに開催国イタリアを含め8チームが出場権を得ており、今大会の世界最終予選でアメリカ、中国が決定した。

今大会の男子日本代表はSC軽井沢クラブの栁澤、山口剛史(41)、山本遵(19)、小泉聡(37)と、KiT CURLING CLUBの臼井槙吾で構成されている。五輪経験者は18年の平昌五輪に出場した山口のみ。