11月行われた聴覚障害者のスポーツの祭典・東京デフリンピックに出場した仙台大学の佐々木琢磨選手らが報告会に出席し「応援のおかげで金メダルが取れた」と感謝を述べました。

柴田町にある仙台大学で11日開かれた東京デフリンピックの報告会。大学からは選手6人が陸上や水泳に出場しました。このうち大学職員の佐々木琢磨選手は男子4×100mで金メダル、男子100mでは銅メダルを獲得しました。

また、3年生の村田悠祐選手らも男子4×400mで金メダルを取るなど好成績を収めました。

佐々木琢磨選手:
「応援のパワーだけで走れた、本当にありがたかった、それがあったから金メダルを取れたと思う」

村田悠祐選手:
「(先輩から)大丈夫だという言葉をもらったのでプレッシャーも軽くなった」
「それで十分走ることができバトンもスムーズに渡すことができた」

選手たちは、2029年にギリシャのアテネで開催が予定されている次のデフリンピックに向け決意を新たにしていました。