厚労省の調査によると、日本の成人の2人に1人は『歯周病』と言われています。
※令和4年歯科疾患実態調査より
歯周病に備える「歯科ドック」や、家で出来る簡単ケア術を、歯科医・歯学博士の照山裕子氏に教わります。

“静かなる病”「歯周病」

「歯周病」とは、歯と歯茎の隙間から侵入した細菌が歯肉に炎症を引き起こし、歯を支える骨を溶かしてしまう状態を指します。
じわじわ進行するので異変に気づきにくく、Silent Disease(静かなる病)といわれています。

歯周病になりやすい人の特徴は・・・
▼みがき残しが多い
▼喫煙者
▼糖尿病
▼歯並びが悪い

特に女性はホルモンバランスの関係から、男性よりもリスクが高いとされています。(特に思春期、妊娠期、更年期)
歯周病が進行すると、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・誤嚥性肺炎などの原因にもなります。