「元金を増やせばさらに利益が得られる」

〇10月15日、男性は投資費用としてATMから指定された口座に50万円を振り込んだ後、女性から紹介された叔母の指示でアプリで金取引の売買を行ったところ、アプリ上で数万円の利益が出ているように表示され、実際に男性の口座に利益分が入金されました。その後、「元金を増やせば、更に利益が得られる」と告げられ、10月22日から11月21日までの間、指定された高松市内の場所で3回にわたって現金、あわせて3,300万円を投資会社のスタッフを名乗る男性に渡しました。

〇11月末に、アプリ上で約1億7,000万円の利益が出ているように表示されたものの、アプリから「インサイダー取引のおそれがあり、アカウントを一時凍結した」というメッセージが届き、投資会社のスタッフから凍結を解除するため1,700万円が必要と求められたため、家族に相談、詐欺と気づいたということです。

警察では、SNSを通じて「投資で儲かる」などのやりとりがあった場合は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。