もしアナウンサーになるなら・・・「突き詰めた感じのアナウンサーかな」

Q では「声優とアナウンサーとの違い」は?
声優 関智一さん
我々声優はニュースをお伝えしません。声優の基本は「演じること」です。
ナレーションを読むこともありますが、重厚な本格的なナレーションを読むことは少ないですね。
番組ナレーションの本職の方は「声の波形」を見ながら収録するそうですね。
「ここからここまでは大きく波形が出ないようなトーンで喋る」とか、そういうのを研究しているそうですね。聞き心地の良い音程・音階とか。
同じ事務所に所属していた本職のナレーターは声が荒れるから、「演劇はやらない」と言っていました。
Q 関さんは、「アナウンサーになりたい」と思ったことありますか?
声優 関智一さん
全く考えたこともなかったです。なんか難しそうっていう印象があって。
それに会社員にはなりたくない、それが一番大きかったですね。
学校に行くのも嫌だったから。毎日同じ時間に起きて行くっていうことを嫌だと思っちゃっていて。
中学生ぐらいから「大人になってもこれがずっと続くんだ」と思って絶望していたんですよ。
それならばこういう声優のような職業の方がいいなと思ったんです。
「毎日違う場所に行く」っていうのが一番いいなと思ったんです。
Q 会社員的なイメージが強いアナウンサーにはなりたいと思ったことがないんですね。
では仮に、「自由なアナウンサー」だとすれば、どんなアナウンサーになっていたと思いますか?
声優 関智一さん
ええー!どんなアナウンサーでしょうね。
自身は凝り性なところはあるので、なにかマニアックなアナウンサーになったかもしれないですね、色々調べ尽くすアナウンサー。
実況には興味を持つかもしれないですね、突き詰めた感じのアナウンサーかな。














