滋賀県の国宝・彦根城で今年1年の汚れを落とす「すす払い」が行われました。

 琵琶湖を望む高さ21mの天主閣。命綱とヘルメットをつけた彦根城の職員ら約40人が、特製の長いほうきを使ってひさしや壁に積もった1年分のほこりを払い落していきます。国宝・彦根城のすす払いは、新年に向けて汚れを落とす恒例行事です。

 今年の来場者は約65万人で、去年に続き外国人観光客の数が増えているということです。

 隅々まで磨きあげられた彦根城には、門松や鏡餅が飾られるなど、正月に向けた準備が進められます。