「賃貸」「持ち家」どっち? 住宅ローン減税拡充へ 

藤森祥平キャスター:
減税でも動きがありました。政府・与党が住宅ローン減税の対象を広げるということです。

中古住宅への支援を拡充するという住宅ローン減税。今まで賃貸一択という人が、いよいよ購入する流れになりそうですか?

23ジャーナリスト 片山薫さん:
少しはやっぱり“お得感”があるので。

藤森キャスター:
【住宅ローン減税 何が変わる?(中古住宅の場合)】
残高:最大3000万円→4500万円
期間:10年→13年
面積:50平米以上→40平米

片山薫さん:
新築並みになっていくということです。

藤森キャスター:
例えば、中古物件の購入に35年ローンで5000万円を借り入れ、最も優遇された場合、これまでは約210万円減税額として控除されるということでした。これが拡充された後は、約360万円控除されます。

つまり、約150万円が手元に戻ってくるという感覚になります。

片山薫さん:
ちょっとお得になるという感じはあるかもしれません。

小川彩佳キャスター:
選択肢は広がりますよね。

トラウデン直美さん:
ただ私自身は賃貸に1人で住んでいるので、どうかなと思うところなんですけど、やはり消費を促したいというところがあるのでしょうか。

片山薫さん:
やはり家は最大の買い物になるので、本来だったら新築を優遇して、スクラップアンドビルドして…経済回すという意味では理想です。ただ、やはり今は資材も高い、人もいない、そして土地も高いという中で、やはり中古を買う方が多いというのが現実ですね。