青森県東方沖でおととい8日に発生した最大震度6強の地震についてです。青森県弘前市に住む鹿児島県出身者に話を聞きました。

青森県弘前市に住む佐々木朋子さん(58)は、鹿児島県の姶良市出身です。2001年に青森出身の夫と結婚。今年2月から、たこ焼きの移動販売を行っています。

おととい8日夜の地震で、弘前市は震度4を観測しました。

(佐々木朋子さん)「縦型のガタガタという揺れではなくて、ゆっくり誰かに揺さぶられてるような、グワングワンといった横揺れがまず1分くらい続いた。
こっち(青森)に来てから初めての揺れだった。死ぬんじゃないかと思うくらい怖い揺れ方だった」

自宅や店に被害はありませんでしたが、八戸市に住むキッチンカー仲間からは、「地震で路面が割れた場所がある」といったメッセージが送られてきたと言います。

(佐々木朋子さん)「自分たちのところが揺れてかなり怖かったが、それ以上に八戸近郊の方々はすごく怖かったみたいで、東日本大震災が思い出されてしまって、どうしたらいいかという方ばかりだった」

いつ起こるか分からない災害に備える必要性を感じたと話します。

(佐々木朋子さん)「油断してしまう部分があるので、いつ何がどこで起きるか分からない状況になってきてると思う。鹿児島の皆さんも常日頃から気を付けていけたらいいと思う」