また、会場には石巻市博物館所蔵のアイヌ資料が多く並びます。
中でも樹木の皮を織って作られたアットゥシや、木綿、絹などを使って作られたルウンペなどは、左右対称の力強い文様が見る人を引き込みます。
学芸員の野中晃平さんは「資料を見ると、足軽たちは決して漠然と蝦夷地に向かったわけではなく、ロシア船のこと、アイヌのことについても情報を集め、強い危機感を持って海を渡ったことが分かります。決して有名ではありませんが、彼らの強い決意や現地での活躍に思いを馳せて欲しいです」と話していました。

この企画展は2月8日(日)まで行われています。














