今夜からできる「夜間の地震対策」
そこで、今夜からでも実行できる「夜間の地震対策」をご紹介します。
まずは寝室で「頭上にものを置かない」ことです。ベッドの頭上にある棚や、落ちてくる可能性のある照明器具などは、すぐに片づけましょう。そして「避難経路の確保」も大事です。寝室のドア付近に倒れやすいものを置かず、すぐに外へ出られるように、出口までの通路を確保しておいてください。

そして、手の届く範囲、「枕元などに防災セットを置いておく」こともおすすめします。まずは、懐中電灯やスマートフォン、携帯電話はもちろんのこと、この時期は寒さ対策として毛布や厚手の上着、使い捨てカイロや防寒用のアルミシートも防災用の持ち出し袋に入れておくことをおすすめします。冬の避難の場合、低体温症のリスクもあるため、寒さ対策は重要です。

こういったものに加えて、夜間はガラスの破片などで足を負傷しやすいので、底の厚いスリッパ、もしくは靴も枕もとに置いておくことをおすすめします。
「後発地震注意情報」が発表されている期間は、大規模な地震の発生確率が「100回に1回程度」と普段より相対的に高まります。一方で過度に恐れるのではなく、こういった「備え」によって、不安を「安心」に変えていきましょう。














